浜離宮前踏切 

毎日 何気なく走っている景色だけれど

さいきん 気持ちがよいこの季節。

のんびり きこきこと チャリをならしつつ 

往復で 散歩しながら 帰ってくる。

もともと 

kinporoは おばあちゃんがすんでいた おうち。

そのおうちを 10年前に 改築した。

お父さんは

ここで育ったのだから

浜離宮 汐留 の景色を 幼い頃から

変化を見つつ 育ってきたわけ。

ビルに囲まれた中に ぽつんと 踏み切り そして そこから つながる道が

ずっと 気になっていた。

たちどまって 説明を読んでみた。


『むかし 海岸通りの高速の下は汐留川が流れ、鉄橋も架かっていた。

汐留駅は わが国の鉄道開業当時における始発駅の新橋駅でしたが

大正3年 東京駅が中央駅になると汐留駅は貨物駅になりました。

大震災後 築地に東京中央卸売市場が完成すると 

汐留駅と市場間に荷物運搬のための線路がしかれ 大きな働きをしたのです。

最盛期には 1日150輌に達する 貨物車が 通過しましたが

貨物輸送の変化に伴い 汐留駅廃止とともに引込線も撤去されることに

なりました。

都民の暮らしの台所を支えてきたこの信号機を 国鉄廃止にあたり

捨て去られるのにしのびず 東京都中央卸売市場築地市場、東京都第一建設事務所ならびに

中央区教育委員会 地元各位の多大なるご協力にあたり ここに永久保存されることになった』

昭和62年


ということだった。

いまも まだ 文字がはっきりと残っている


いまでは 川の面影を感じられるのは 浜離宮の 道なりだけ。

すっかり川は 道として生まれ変わる為に 埋めつくされたってことなんですね。



最近 小学校のときに嫌いだった社会

高校で選択しなかった 歴史に やたら 興味を示し始めているわたしです・・・