先輩の結婚式

narabreeze2006-07-31


日曜は先輩の結婚式だった。和装は 初めてだったから 新鮮だった。
結婚式は 何度見ても 感動してしまう。

特に 母と娘が 手をつなぐシーン。

幼い頃は いつも手をつないで 歩いていたのに 
いつの間にか 手をつなぐことを 拒むようになり 

気が付いたときには 母の手のぬくもりのやわらかく優しい手が 
やせ細った手になっていた。でも いつになっても 母の手は あたたかい。

女としては 結婚することで 相手の家庭に入るということもあるので
一人の娘としては 娘として手をつなぐのは
この日が 最後になるとも言えるかもしれない。
きっと この日に二人で手をつないで 歩いたときの 
母のやさしく 愛情のこもった あたたかい手のぬくもりは 
きっと 一生ココロに残ることだろう。


結婚すれば彼にとっての母になるし
私にとっては 母は二人になる。

でもそうであっても 私にとっては 母のむすめにはかわらないし
絆が 切れるわけではない。むすめにとっては 生みの母は一生偉大なる存在であり続ける。


別れではないのだけれども
幼い頃を思い出すからか
なんだかこの日には 胸が熱くなってしまう。

結婚式は 自分にとっても 親を巣立ち 一人の大人として 
家庭をもつ 新たなる 一歩の日であるが

それとともに 

結婚する日 

結婚式のもう一つの本当の意味として
両親への 感謝する日であるということを
わすれてはならないと

深く感じた。