ゲド戦記


さっそく ゲド戦記 見てきました。
最近はいつも携帯でシートを確保して のんびりと時間になったら向かう。
しかも 一番後ろのシートがいい。

今日も 夜の時間に チケットをとり のんびりと銀座のグルオゴンでカレーを食べてから ヒルズに向かった。

最近の宮崎駿の映画は 説教じみていて 嫌がる人も多い。
確かに 昔の 『ナウシカ』『トトロ』『ラピュタ』などは 誰もが抱く
シンプルな テーマを 題材にしていたが

最近は だんだん 命の尊さ から 複雑な 内容が絡み合ってきていた。

息子のデビュー作ということもあり
今回はまた新たな気持ちで 見ることにした。

父に比べたら まだ・・・

『生きること・死ぬこと』から
生きることの目的 すばらしさをうたっているとともに

映画の中では『人間の光と影』と表現していたが 
最近増えてきている 人間の精神的弱さ・うつ病などのこともからめて

もっと 生きることを 楽しみ 生きることのすばらしさを
もってほしいということを 語っているように感じた。

そういえば 
私も幼い頃…
『人は誰もが 必ず死ぬ』
ということを知ったときは

大きなショックを受けたことを 覚えている。

その日は 眠れずに ずっとずっと 母の顔を見つめていた。
目をつぶったら もう母に会えなかったら どうしよう・・・

っと思ったから。

『くもの糸』
を読んだ後には 
死んだら 私にも くもの糸が きてくれるのか
母が死んだら 頼んでくもの糸を おろしてもらおう…

とか。

もともと 幼稚園は キリスト教だったから
神が救ってくれる とか ノアの箱舟の話やら
天国の話ばかり聞いていたら

『死』よりも 天国というところで ずっと生きられるものと
思っていた私には ショックが大きかった。

大人になって すっかり
子供のころの そんな純粋な思いや
考えを 忘れていた。

私は 何かを教えてくれたり
大切なことを 思い出させてくれたり
気づかれてくれる

demo
自分の父親を殺した罪は いったい どう解決されたのでしょうね。

ちょっと つじつまが合わないところもあった気がする・・・